しまちゃんなりの小説の読み方

読了した小説を、ある観点から紹介していきます!そういう見方があったか!と思ってくれれば幸いです

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

村上春樹にとっての社会規範場面

『ねじまき鳥クロニクル』を読了しました。 この作品は、『ノルウェイの森』が爆発的に売れたあと、アメリカに逃亡した時に書かれた本です。 この作品が書かれた当時、日本では劇的な事件がありました。それは、「阪神・淡路大震災」と「地下鉄サリン事件」…

小中高大学と何となく生きて、将来不安な方の為の本

『人生は20代で決まる TEDの名スピーカーが贈る「仕事・結婚・将来設計」講義』を今回読みました! この本のテーマは、「30代、40代・・・をより良く過ごすためには、20代での準備が不可欠だ」 と、なってます。 タイトルにある、仕事、結婚の観点から、書い…

失ったものを取り戻してからの第3のストーリー、どう歩む?

村上春樹さんの『東京奇譚集』読了しました。 この本は2005年に発行され、村上春樹さんの短編集の中で、かなりの人気を誇ってます。「奇譚」とは、珍しい話、不思議な話という意味で、今作品のテーマは、「不思議」と言えるでしょう。今作品は、5つの短編から…