しまちゃんなりの小説の読み方

読了した小説を、ある観点から紹介していきます!そういう見方があったか!と思ってくれれば幸いです

小説を読む[1]

「京都」が舞台になっている小説が巷にはよくあります。

その中で「京都」という舞台を設定した理由??っていう本がありました

その本は、恋愛小説なのですが、映画化され胸キュン不可避な作品でした。設定も独特で、「なんという発想・・」となってしまいました。

しかし、読んでてこう思ってしまったのです。「京都である必要って?」と思ったのです。

電車での出会いがあるのですが、それなら東京でもいいのではないかと思ったのです。京都の幻想的な雰囲気と結びついて話が展開したら面白かったのにと思ってしまいました。

逆に、みんな大好き森見登美彦さんの作品は、京都の雰囲気とがっちり固めてると思います。「夜は短し歩けよ乙女」では、学生の町という特徴を生かしながら、「偽電気ブラン」「鴨川」など京都に関するものを出し、妖怪的な雰囲気を出すことで「伝説的な日本」が面白く出てると思います。京都の不思議な感じとのマッチ感が病みつきになります笑

 

少しずつ小説を書いてますが、「なぜその描写にしたのか」というのも感じてもらえるよう書きたいと思います